由布院の緑に囲まれた、自宅アトリエで、
セミオーダーの洋服を中心にアレコレチクチクしています。
時々、小さなアトリエ市も開催。
fusson fabric works & slow living
「名前のない料理店」 由布院 2016 [名前のない料理店]
今年の年が明け、1~2月頃からメンバーで何度か集まり、
ユフトモーニ2016開催の計画を始めていました。
そんな時に起こった4月の震災。
被害にあった住宅や店舗も多く、
5月に由布院へ戻った時点では閑散とした町で、
先がよく見えず、ユフトモーニの開催を考え直そうという結論になりました。
それからしばらく、このまま中止にするものかどうかと悩んでいましたが、
開催場所予定だった「オーベルジュ櫟屋」のオーナー立石さんご夫妻や
「名前のない料理店」の小島圭史さんから
こんな時こそ、出来ることをと。
それから、いつか一緒に出来たら良いなと話していた
パン屋さんの「アーゴス」にも声をかけてみたら、
とにかく由布院の皆に楽しんでもらえるように、
そして自分達も楽しくやりましょう!と言ってもらったり。
みんなに背中を押ししてもらいながら、
「名前のない料理店」を9月に開くことが決まりました。
オーベルジュ櫟屋では、常連のお客様も準備段階から協力してくださり、
顔馴染みの方に混じり初めての方もお誘いいただき
素敵な皆さんがひとつのテーブルを囲む和やかな会となりました。
会の始まりはオーナー立石さんのご挨拶から。
猟師、広畑さんのグルヌイユ(カエル・・・)や
そのご主人の漁師さんからアヤメカサゴと七瀬川の鮎。
Entrée chaud 鮎 赤大根のグラニテ
Poisson アヤメカサゴ 自家製鮪の唐墨
熊本の八百屋「産直新鮮野菜いのうえ」さんから
原種の生姜やグリーンレモン、色とりどりのトマトなど沢山の野菜をご提供を頂きました。
由布院の野菜や梨、出席された方からの食材と、
沖縄の食材を併せて作られたコース。
その土地の恵みを最大限に生かし、丁寧に仕上げられる料理。
小島シェフの世界観を共有していただけたのではないかと思います。
Dessert レモンのギモーヴ パッションフルーツのマカロン
翌日はガラッと雰囲気を変えて、BAR A:GOSSE
SUNcloud.
SUNcloud.
いつもはパンの並んでいるカウンターにアーゴスのバゲットに
小島シェフの料理をのせたピンチョスが10数種。
SUNcloud.
SUNcloud.
ボワソニエが料理に合わせて厳選したワインや季節の果物を使ったサングリア。
SUNcloud.
降ったり止んだりの雨の中、町内の方々が足を運んでくださり、
ピンチョスやワイン片手に話しに花が咲き、
楽しく賑やかなBARの雰囲気漂うアーゴスでした。
SUNcloud.
この日は食材の入った沖縄からの荷物が予定通りに届かないというトラブルがあり、
メニューが急きょ変更になったり、オープン時間に準備が整わなかったり。
テイクアウトも当日に一部しかお渡しできずご迷惑をお掛けしてしまいました。
それにも関わらず、快くお待ちくださったお客様の懐の深さに感激しました。
お詫び申し上げるとともに、感謝いたします。
ご来店のお客さま、賛同とご協力くださった皆さんの支えがあり、
由布院で5度目の開催となった「名前のない料理店」。
これまで以上に豊かなものになったのではないかと感じる食事会でした。
本当にありがとうございました。
9月の由布院は観光のお客様も多く、
震災以前のようにとても賑わっていました。
これから紅葉と温泉が楽しめる季節の由布院です。
是非訪れてみてくださいね。
ユフトモーニ2015 まとめ2 Dîner 〜人〜 [名前のない料理店]
前回は~土壌と菌~のコース料理を主にお伝えしました。
まとめ2はお客様や小島シェフはじめ、スタッフの働く姿に焦点を当てて。
4回目となった「名前のない料理店」由布院。
今までよりもお客様の数も多く40名。
その分、スタッフもいつものボワソニエ加計夫妻に加えて、
会場のカフェ ラ リューシュのスタッフや、
飛び入りで博多ポールボキューズのシェフにもご協力いただきました。
そしてfussonはスタッフのユニフォームを制作。
サロンやタブリエ、小島シェフのコックコートと、ボワソニエのシャツ、
カフェオーナー伊藤さんのベストなど。
働く人と服。こちらもご覧頂けると幸いです。
cafe la rucheの入り口には1回目の時に作った名前のない料理店の布看板。
テーブルのセットも整い開店前の時間、
心地よい緊張感でスタッフの気持ちも昂ってきます。
お客様には蝶ネクタイとユフトモーニの豆冊子を。
始まりまで由布院の地ビールやボワソニエセレクトのスパークリング片手に、
冊子に目を通して頂いたり、蝶ネクタイをお好きなところに付けて頂いたりと
和やかな雰囲気で。
食事会の始まりはfusson主人のご挨拶
その間にボワソニエは着々とアペリティフの準備を進めます
コースの始まりは「土壌と菌」という名前がつけられたカクテルから
乾杯の音頭は「ユフトモーニ!」会場に笑みがこぼれます
小島シェフと強力サポートの佐藤シェフ
~山の水 Entrée froid~ 川北 虹鱒のミキュイ 42℃
~土壌 Entrée compóse~ 庄内 野菜と土
~汐 Entrée chaud~ 沖縄 エラブ海蛇のフュメ 自家製島豚サラミ 熟成スジアラ
一品ごとに小島シェフが料理ついて説明に上がると
お客さまも話にじっと耳を傾けたり、メモをとったり
作る側が真剣なら、召し上がる方々の真剣さも伝わってきました
~在来菌 Poisson~ 沖縄 胡蘆鯛(コロダイ)と黒麹
~森の香Avant viade~ 安心院 エトフェ(窒息)の鳩 ロティ 桑の実のソース
~野生 Viande~ 夏鹿 背肉ロティ ハイビスカス
~土壌菌 Fromage~ 塚原 トム・ド・ゆふ
~風土の力 Dessert~ 塚原 ホエー と 庄内 梨 〝ブロッチュ″の雰囲気
お客さまが帰路についた後には食事会の賑やかさも消え
いつもの静かな金鱗湖の夜に・・・
おやすみなさい
翌13日は「名前のない料理店」デジュネや蚤の市、塚本功さんのライブなどなど
また改めて
ユフトモーニ2015 まとめ1 Dîner ~土壌と菌~ [名前のない料理店]
ユフトモーニ2015
湯布院のSUNCloud. phote serviceが撮影を担当。
9/12・13の2日間に渡り、数多くのシーンを収めてくれました。
食事会の様子、お客様の表情、スタッフの働く姿・・・
会場にいらっしゃることが出来なかった方にも
2日間の空気を感じていただけることと思います。
まずは9月12日の夜、「名前のない料理店」のディネ。
コース料理の内容、食材やその生産者さんのことをご紹介いたします。
apéritif / 土壌と菌
豊後大野の酒造が造ったキャンベルのブドウジュースを自家製レーズン酵母で微発砲させ、
天然酵母で醸されたデラウエアのスパークリングと。
グラスの上にはベリーA。ブドウ尽くしのアペリティフ。
~ナース ログ Amuse bouche~
原木椎茸 櫟のどんぐり クランブル
櫟の榾木を使用し栽培された由布院産の原木椎茸のヴルーテと
櫟のどんぐりのクランブル。
テーブルにも櫟のどんぐりを。
写真手前がこの椎茸をつくる佐藤せいじさん。
~山の水 Entrée froid~
川北 虹鱒のミキュイ 42℃
由布院の山の水を引き育てられた3年物の虹鱒。
42℃で2時間かけてゆっくり芯まで温められ、しっとりとした仕上がりに。
YUFUTOMONI
沖縄黒麹で作った生甘酒と庄内の梨や由布院のカボスにフランスのリキュールSUZEで
ボワソニエオリジナルのカクテル「ユフトモーニ」。
~土壌 Entrée compóse~
庄内 野菜と土
庄内、竹林畑の畑の土を長時間焼いたものをパンにし
土のように見立てて。
野菜とそれを育む土も一皿に。
上に乗った緑は、畑を訪れた際に小島シェフの目に留まった野草のスベリヒユ。
小島シェフの説明を聞く竹林さんも、
大事に育てた野菜の変化に嬉しそう。
~汐 Entrée chaud~
沖縄 エラブ海蛇のフュメ 自家製島豚サラミ 熟成スジアラ
エラブ海蛇とスジアラは沖縄の漁師柳田一平さんより。
スジアラは水深37mで獲れたものを水中神経締めにし10日熟成。
泡瀬漁港では1隻しか残っていない、昔ながらのサバニで漁をする柳田さん。
~在来菌 Poisson~
沖縄 胡蘆鯛(コロダイ)と黒麹
沖縄在来の麹菌を沖縄で由布院米に付け培養したもの。
独特の香りと酸味がある菌で、今回のテーマの核となる食材でした。
胡蘆鯛(コロダイ)は沖縄の漁師・柳田さん率いる「あわせ・はまや里海漁業組合」が
協力・提供してくださったもの。
漁師仲間が集まり、海の資源管理に取り組まれています。
下の写真は柳田さんと漁師の師匠である桃原さん。
コースが中盤に差し掛かる頃には陽も落ち、窓の外には幻想的な金鱗湖。
~森の香Avant viade~
安心院 エトフェ(窒息)の鳩 ロティ 桑の実のソース
安心院の山で育てられた鳩をエトフェ(窒息)処理し、沖縄で10日熟成。
血を全身に回らせることにより、ジビエのような風味になるそう。
堤さんが鶏を飼育するそばには桑の木がありました。
料理にもにも堤さんのと沖縄の桑の実とそのソースが添えられて。
~野生 Viande~
夏鹿 背肉ロティ ハイビスカス
由布院からもほど近い九重の夏鹿は猟師の田辺さんより。
夏の鹿の美味しさは格別だそうです。
沖縄のハイビスカスの花と葉はソースに。
~土壌菌 Fromage~
塚原 トム・ド・ゆふ
塚原クックヒルファームのトム・ド・ゆふ
自然飼育の牛の乳からつくるチーズを24か月、地下5mの熟成庫で熟成。
ウォッシュタイプのチーズ。
ユフトモーニの豆冊子にもコラムを書いてくださった、
クックヒルファーム上浦さんの興味深いお話し。
~風土の力 Dessert~
塚原 ホエー と 庄内 梨 ‟ブロッチュ”の雰囲気
こちらはクックヒルファームでチーズを作る時に出る、ホエイをデザートに。
庄内で梨を作る恒松さんの21世紀梨。
食事会の少し前に大分を通過した台風により、
傷がついて出荷できないものを使わせていただきました。
旬の盛りだった21世紀は糖度13度。
お好みでブルゴーニュのマールを加えて。
~風焼き Petit four~
沖縄 ジーマーミのムラング・セック
最後の一皿は沖縄の落花生のメレンゲ菓子。
デザートとあわせた〆の1杯は
thé / 由布院煎茶と沖縄黒麹菌
実はお茶の栽培もあちらこちらで見られる由布院。
由布院の煎茶に酸味のある麹をあわせて。
浮かべたのはfussonの庭のお茶の生葉。
~ ユフトモーニ 2015・9・12 ~
fusson CAFÉ LA RUCHE ボワソニエ 名前のない料理店
Merci!
由布院周辺の食材を用い、その食材を生み出す方々も交えての食事会。
ここ由布院と沖縄の土壌と菌の働きを捉え、
組み立てられたコース料理。
「名前のない料理店」の世界観が観られた晩餐でした。
まとめは続きます・・・
次回は会場の雰囲気を感じられる写真と共に。
「土壌と菌」って? [名前のない料理店]
土壌と菌がテーマの名前のない料理店。
小島さんから届いた、メニューや食材、
見ただけで気持ちが高まってくるものばかりです。
「土壌と菌」というテーマで
その媒介となる、水。
そして土。
由布院のものと併せて使われる沖縄の食材。
あんなものも!ありましたが・・・
まだここでは。
その中の食材のひとつが沖縄の黒麹菌。
黒麹菌は沖縄独自の菌で、
学名を「アスペルギルス・ルーチューエンシス」というそうです。
アスペルギルスは「麹」の意味。
ルーチューはまさしく「琉球」のこと。
小島シェフが沖縄で、由布院での食事会に向けて、
この麹菌を由布院米に付け、室の中で育ててくれました。
独特な風味のこの米麹が「名前のない料理店」の料理やパン、
「ボワソニエ」の提供する飲み物。
13日のデジュネ(ランチ)では
「名前のない料理店」とコラボするアーゴスのパンにも使われます。
どんな麹なのかは・・・
ぜひ舌で味わってみてくださいね。
気軽に味わえる13日のデジュネです。
小島圭史さんの料理に対する、
姿勢や哲学がより強く感じられるのは、12日夜のフルコース。
ボワソニエ加計さんの料理に合わせた飲み物が4種類付くのも今回ならでは。
それじゃあ足りない!という方の為に
ボワソニエがワイン等もいくつかご用意しています。
まだ、若干のお席の空きがありますが、
予約の締め切りは今週末。
気になってるかたはお急ぎくださいね!
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「名前のない料理店」由布院
日時:9月12日(土) 19:00~22:00予定
会場:cafe la ruche
会費:¥10000(飲み物込み)
※飲み物はソムリエ加計氏が料理に合わせ、ご用意いたします。
完全予約制
<ご予約・お問合せ先>
会場:Cafe La Ruche - カフェ・ラ・リューシュ
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1592-1
電話 0977-28-8500
メール info@chagall-museum.com
あるく みる きく [名前のない料理店]
8月の始め、うだるような暑さの中
来由布した「名前のない料理店」の小島圭史さんと
食事会場となるカフェ ラ リューシュの伊藤さんとそのスタッフで、
湯布院とその周辺の生産者の方々元を訪れてきました。
山あいの自然の中で様々な種類の鶏を育てられている堤さん。
”食料として”育てているのはは勿論でしょうが、
鶏について話を聞かせてくれる姿は、鳥が大好きで探求心が旺盛な方なんだなという印象でした。
果樹の木陰でのびのびと、
そこで暮す鳥たちは元気いっぱい。
由布院の山からの水を引いて育てられてる川魚。
透き通る清らかな水で泳ぐ魚たち。
由布院の原木椎茸作りといえば、この方 佐藤せいじさん。
櫟の木を使うことで肉厚で上質な椎茸が出来るそう。
ここで使われている櫟の木も由布院の佐藤さんの山で育てられたもの。
その日の夕食はメンバーみんなで夏限定の亀の井ガーデンへ。
由布院の夕暮れの空気を感じながら、炭火焼。
佐藤さんの原木椎茸も特別に頂くことができました。
笠を下にして、さっと炙っていただく椎茸は薫り高い。
話は尽きず、2軒目はバー山猫へ。
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数ヶ月前には、塚原高原のクックヒルファームへ。
塚原でチーズ作りをしている上浦さん。
上浦さん自ら地下5mに作られたというチーズの熟成庫は
由布山麓の湧水地点と同じ高さの場所。
熟成庫に住む土壌菌の働きにでチーズ作りに良い環境だそうです。
チーズを作る為の牛乳も上浦さんが育てる乳牛から。
その牛の育て方までこだわり抜いています。
ユフトモーニ2日目には上浦さんによる
チーズ作りのワークショップも行われます。
撮影 SUNcloud.
ユフトモーニ2015 「土壌と菌」というテーマで、
どのような食材が小島シェフの手によりどのような料理になるのか…
「名前のない料理店」 楽しみですね。
「名前のない料理店」由布院
日時:9月12日(土) 19:00~22:00予定
会場:cafe la ruche
会費:¥10000(飲み物込み)
※飲み物はソムリエ加計氏が料理に合わせ、数種類ご用意いたします。
完全予約制
お席にまだ若干の空がございます。ご予約はお早目にどうぞ。
<ご予約・お問合せ先>
会場:Cafe La Ruche - カフェ・ラ・リューシュ
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1592-1
電話 0977-28-8500
メール info@chagall-museum.com
ユフトモーニと名前のない料理店 [名前のない料理店]
9/12.13は「ユフトモーニ2015」
ユフトモーニとは読んで字のごとく⁈
由布院と共に!という
ここ由布院に暮らす人々による、
由布院にお住まいの方、また外から訪れる方のためのイベントです。
テーマは「由布院の土壌と菌」
土壌は美味しい食物を育み、
私たち人の生活を豊かにし、
またすべての生き物に必要ないのちの源。
菌はその食生活や暮らしを
より一掃豊かに働きかけてくれるものではないでしょうか。
ここに暮らし生活を営む私達も自然の一部。
そして「菌」のひとつのようなものかも。
ユフトモーニでは、
由布院に暮らす私達とその友達が集結して、
由布院の日常と特別な時間をご案内します。
その中のひとつが「名前のない料理店」。
9/12(sat) は小島シェフの唯一無二な料理で、
由布院の特別な夜へいざないます。
食のテーマも「土壌と菌」。
由布院の土壌で手塩をかけて育てられた食材と、
小島シェフの基盤である沖縄のものと併せて供される、
ドキュメンタリー映画のようなコース料理を。
それに合わせて、ボワソニエ加計さんのセレクトした
美味しいお酒と共に、
日中の喧騒を忘れた静かな夜の金鱗湖畔でご堪能ください。
そして翌日の13(sun)に楽しみがもう1つ増えました。
「名前のない料理店」のお昼ごはん。
「ゆふいん蚤の市」や「塚本功 にちようギターライブ」とともに、
由布院の日曜日のお昼を彩ってくれます。
心地よいギターの音色を聴きながら、
この日だけのメニューに舌鼓をうち、
賑やかな金鱗湖畔での時間を
ご家族やご友人と心おきなくお楽しみいただけます。
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「名前のない料理店」
12(sat)は完全予約制、13(sun)は数量限定・売り切れ次第終了となります。
場所 : CAFÉ LA RUCHE
日時 : 2015/9/12(sat) 19:00~22:00
会費 : ¥10,000(飲み物込み)
*完全予約制
<ご予約・お問合せ先>
会場:Cafe La Ruche - カフェ・ラ・リューシュ
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1592-1
電話 0977-28-8500
メール info@chagall-museum.com
由布院のオーベルジュ [名前のない料理店]
「ユフトモーニ2015」1日目、
「名前のない料理店」にお越しくださるお客様に、
心地良く滞在できるオーベルジュを紹介します。
まずは「オーベルジュ櫟屋(くぬぎや)」。
由布院温泉の中でも山手にある静かな鳥越地区で、
お話し好きなご夫婦が営むオーベルジュです。
前2回の「名前のない料理店」でも会場となった櫟屋さん。
広いガラス窓から、ふんだんに光が差し込むロビーや読書室では、
時間がゆっくりと流れていきます。
客室は全て吹き抜けの階段を上がった2階にあり、
コンパクトで清潔感のある和室。
お風呂は1階に男・女別々の内湯があり、
窓の外の緑を眺めながら柔らかな温泉が楽しめます。
「竹林畑」のお野菜など地元の食材を大切にしているご主人ならではの
優しいお料理を是非朝食で味わってください。
屋号の通り、おひげのご主人とそのご家族が
旅人を笑顔で優しく迎えてくれます。
山小屋のようなレストランでは、タンノイのスピーカーから流れる音楽と、
お手製のピザ窯から漂う美味しそうな香りに包まれて、ランチも楽しめます。
レストランの奥にあるお部屋か、向かいにあるメゾネットタイプのお部屋。
コンパクトながら専用の内湯があり、
心ゆくまで湯浴みができるのもいいですね。
どちらのオーベルジュも鳥越地区にあり、
すぐ近くには「音」をテーマにしたアートサロン「artegio(アルテジオ)」や
名宿、山荘無量塔のラウンジ「Tan's bar(タンズバー)」など、
滞在をより印象的にしてくれる施設が点在しています。
「Tan's bar」ではこのイベントに合わせて「ユフトモーニ」という
カクテルを提供していただきます。
「名前のない料理店」へお出かけ前のアペリティフとしていかがですか。
この「ユフトモーニ」湯布院町内の他のいくつかのバーでも
期間限定で提供される予定です。
こちらについてはまた後日・・・。
宿泊のご予約は直接お宿へご連絡ください。
予約の際には「名前のない料理店」に参加の旨をお伝えください。
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「名前のない料理店」
場所 : CAFÉ LA RUCHE
日時 : 2015/9/12(sat) 19:00~22:00
会費 : ¥10,000(飲み物込み)
*完全予約制
<ご予約・お問合せ先>
会場:Cafe La Ruche - カフェ・ラ・リューシュ
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1592-1
電話 0977-28-8500
メール info@chagall-museum.com
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「名前のない料理店」由布院 予約開始しました [名前のない料理店]
いよいよ9月の名前のない料理店の予約が始まりました。
4度目の「名前のない料理店」由布院。
今回の食のテーマは「土壌・菌」
私たちの日常にも深く寄り添う菌の存在や、
この由布院の人や文化そして食物を育む土壌に、
食を通じてスポットを当てていきます。
1日目の「名前のない料理店」、翌日のゆふいん蚤の市と
目には見えないモノをカタチにしていく2日間。
2日間の内容も少しずつお知らせしていく予定です。
「名前のない料理店」 小島圭史(おじまけいじ)
昭和45年宮城県生まれ。
東京・パリ・マルセイユで修業。
平成12年沖縄に移住後、平成21年より「名前のない料理店」始動。
出張料理専門で、
沖縄と訪れる土地の食材を使ったフランス料理を提供。
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場所 : CAFÉ LA RUCHE
日時 : 2015/9/12(sat) 19:00~22:00
会費 : ¥10,000(飲み物込み)
*完全予約制
<ご予約・お問合せ先>
会場:Cafe La Ruche - カフェ・ラ・リューシュ
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1592-1
電話 0977-28-8500
メール info@chagall-museum.com
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体内細菌を総じてcommensal(共生生物)と呼び、
commensalは”食卓を共にする”というラテン語を語源にしているそう。
人と食と菌の繋がりを感じますね。
由布院 名前のない料理店2015 [名前のない料理店]
約1年ぶりに「名前のない料理店」が9月、由布院へやってきます。
「由布院暮らしと滞在」と題した2日間。
1日目は「旅人の癒しの場」であるカフェテラス ラリューシュで特別な夜を。
金鱗湖を目前に、緑に囲まれた心地よいこの場所での食事会。
私も友人が由布院を訪れた時に景色を楽しみにおじゃましたり、
日常でも一息つきにお茶やランチをしに行く素敵な場所のひとつなのです。
そして2日目は賑わいの中で、由布院の日常に触れられるゆふいん蚤の市と
「名前のない料理店」のコラボイベント。
町内の人気のあの店この店が,ラ リューシュの店先に集結します。
新たな由布院の愉しみを見つけに、9月12日(土)・13日(日)は、
ぜひお泊りで由布院行きの予定を入れておいてくださいね。
2日間の詳細も追ってお知らせ致しますので、お見逃しなく!
「名前のない料理店」 小島 圭史(おじま けいじ)
プロフィール
昭和45年宮城県生まれ。
東京・パリ・マルセイユで修業。
平成12年沖縄に移住後、平成21年より「名前のない料理店」始動。
あえて出張料理専門、ケータリングのスタイルで
沖縄と訪れる土地の食材を使ったフランス料理を作り続けている。
天・地・人~3つの贈り物~ [名前のない料理店]
スーパー台風19号が近づき風も雨も強くなってきました。
今週末の「名前のない料理店」
予定していた食材も、この台風で変えざるをえない状況です。
小島シェフの住んでいる、沖縄では最大風速58mの暴風だったようで、
沖縄の漁師の一平さんも漁に出るのは難しそうです。
小島シェフも彼方此方、畑など見回りに出ていかれてたそう。
由布院周辺からは、前回ワカサギを用意してくれた平尾さんが鰻を。
夏の土用鰻のイメージがありますが、秋の天然鰻は厳しい冬を控え、
栄養を蓄えていてとても美味しいのだとか。
絶滅危惧種の種を絶やさず、大事にいただきたいですね。
庄内、竹林さんの畑でも葉物野菜が順調に育っており、
今週は出荷を控えています。
その野菜も分けてもらう予定ですが、この雨風の影響が心配です。
そして恒松さんの自然に近い形で作られている梨。
小島シェフも梨を使ったメニューのイメージが膨らんでいるようです。
こちらは台風前に少しもいでもらっているようなのでちょっと安堵ですが、
大切に育てられた野菜や果実、被害が最小限で済みますように。
昨日猟師の広畑さんから猟解禁直後の、今シーズン初の鹿肉が到着。
届いた箱の中に詰まったローズマリーに広畑さんの心遣いを感じました。
この状況の中、事前には予定していなかった食材の入荷万歳!
広畑さんからはとても楽しみな天然のキノコも採ってもらっています。
天・地・人 ~3つの贈り物~は悪条件の中でも
小島シェフの手にかかり、より輝きそうです。
17日 オーベルジュ櫟屋でのフルコース。
あと少しだけお席に余裕があります。
お早目にご予約ください。
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後援 : ゆふいんラヂオ局